■「チームおむつ灰」メンバーのその後は…

チュニジア世界大会での金メダル以外にも、たくさんの表彰を受けたこの研究。「チームおむつ灰」の勢いはこれだけにとどまらず…。

西条高校科学部(化学分野) 大屋智和顧問
「研究に参加したメンバー2人ともが第一志望、大阪大学と北海道大学に合格しました」

自らの進路も射止めた先輩たちから研究を引き継いだメンバーたち。2023年度はいよいよ、おむつ灰から炭酸ナトリウムを取り出し、セスキ炭酸ソーダを生成することを目指しています。

チームおむつ灰 植田紗世さん(2年)
「今はおむつ灰からセスキ炭酸ソーダの回収率は30%と低いので、先輩たちが炭酸ナトリウムで出した95%に近づけられるようやっていきたいです」