本村さんは一方的に語り聞かせるのではなく、生徒たちに問いかけました。
「皆さんの考えている平和って何だろう?」

「会いたいと思った時に、すぐ友達や家族に会いに行けること」

「相手と目を合わせて、ちゃんと意見を言い合えることが平和だと思います」
生徒一人ひとりの言葉にじっと耳を傾け、その想いを受け止めた本村さんは、顔をほころばせました。

「会いたい人に会いたいときに会える、これも平和です。相手の目を見て話せば嘘はつけないから…これが平和の原点なんです!」

講話の最後、自らの体験と若者たちの思いが重なり合った瞬間に本村さんは感極まり、両手で顔を覆って涙をぬぐいながら「思いっきり皆さんの考えと、私の81年間の思いが一致したと思いました」と深々と頭を下げました。














