障がい者施設で働いていた16歳の少女。身に覚えのない容疑で逮捕され、無実を訴え続けた末、衰弱死しました。
取り調べ内容を記したノートには、自白の強要がうかがわれる記述も。捜査に問題はなかったのか検証しました。

「ずっと一緒にいたかった」16歳の少女が衰弱死 無実訴え続けた末に

かわいいものが大好きだったという16歳のるなさん(仮名)は2025年12月、やせ細った姿で帰らぬ人となった。

るなさんの母親
「変な錯覚で(娘が)いるのではないかと毎日思う。なぜ初盆をしてるのかも気持ちがついていけない」

死因は「るい痩=低栄養状態」。身に覚えのない逮捕に、無実を訴え続けた末の最期だった。

るなさんは、長年障がい者福祉に携わってきた母親に憧れ、中学卒業の直後から母親が経営する障がい者支援施設で働いてきた。施設の利用者らからの信頼も厚かった。

――るなさんはどんな人でした?

施設の利用者
「本当に優しくて明るい子でした。ずっと一緒にいたかったなあ」

利用者の父親
「僕ら障害のある子の親としては、自分たちがいつ亡くなっても、るなさんみたいな子がいてくれれば大丈夫という風に思わせてくれた」