「答え」を教えるのではなく「対話」する―高校生と語り合った平和の原点

異なる立場の人々との交流を重ねる中で、本村さんがたどり着いたのが、「対話こそ平和への第一歩」という思いでした。

「いつも私が言うのは、目と目を見て対話すると心は通じるということ」

今年8月2日、長崎市内の高校で生徒たちを前に講話を行った本村さんは、81年間抱え続けてきた葛藤を語りました。

「祖母の命と私の幼い命が引き換えになったという思いが、この81年間ずっと私の肩にのしかかっています。だから、平和を語らなきゃいけないんです」