連休中、つい夜更かしや朝寝坊が続いてしまい、「休み明けから起きられるだろうか…」と不安を抱える保護者は少なくありません。
連休最終日の夜に「早く寝なさい!」と布団に入らせても、目が冴えてなかなか寝つけない子どもの姿に焦ることもあります。
小児科医の栁忠宏医師(長崎市・やなぎクリニック院長)によると、子どもの乱れた生活リズムを戻す起点は「夜」ではなく「朝」にあるといいます。
「早く寝かせる」より「まず朝起きる」がポイント
生活リズムを戻そうとするとき、前夜にいつもより早く寝かせようとしがちです。しかし、朝遅くまで寝ていた子どもを急に早く寝かせようとしても、なかなか眠ることはできません。

朝遅く起きると、太陽の光を浴びる時間も後ろにずれます。すると体内時計が後ろにずれ、夜の眠気にも影響します。夜に眠れないのは子どものわがままではなく、朝寝坊によって体内時計のリズム自体が「夜型」にずれるため、夜になっても眠気が来にくくなります。
そのため、生活リズムを戻すためには、夜無理に寝かせようとするのではなく「まず朝起きる」ことが大切になります。
起床時間、普段より「2時間」ずれていませんか?
連休中の生活で、栁医師は「起床時間の2時間のずれ」に注意が必要だとしています。

「子どもは元気に遊んでいるから、多少の寝不足は平気なのでは」と思われがちですが、栁医師は子どもが寝不足に強いわけではないと指摘します。
日中は元気そうに見えても、生活リズムの乱れによって、不機嫌になったり、落ち着きがなくなったり、集中力が低下したりすることがあります。














