「生活しやすくなるんだろうなと」高市氏に期待も…「それ今やる?」

神奈川県内に住む、杉山真由美さん(仮名)。小学生の双子の娘を育てている。向かった先は、自宅から車で10分ほどの場所にある飲食店だ。
子ども
「子ども食堂の…」
店員
「お弁当ですね、一個100円です」

地元のNPOが、夏休み期間中に100円で予約販売する「子ども弁当」。購入するのはこの日が初めてだ。

杉山真由美さん(仮名)
「すごいよね。おにぎりだって今100円で買えないよ。とっても助かります。100円で申し訳ないくらい」
子ども弁当を利用したきっかけは、杉山さんを取り巻く環境の変化だ。

杉山真由美さん(仮名)
「私の会社が、倒産することになりまして」
杉山さんは4人家族で、夫はトラックドライバー。杉山さんも美容品の販売会社に勤め、月の手取り約20万円で家計を支えてきた。
しかし、勤め先が倒産することになり、今月いっぱいで仕事を失う。

杉山真由美さん(仮名)
「どうしよう、これからお金かかるのに子どもたちにって思った時に、なんかちょっと体に異変が出てきちゃって。朝からなんか涙が出ちゃうとか、私の仕事がまず見つかるか。住宅ローンもありますしね。変動(金利)なので、やっぱり恐ろしいですよね」

例年、夏休みは家族で遠出をしていたが、節約のため今年は控えているという。物価高が続く中、子どもたちの意識にも変化が起きている。
杉山真由美さん(仮名)
「『かき氷でも食べな』ってお小遣い渡したりするじゃないですか、暑いから。そしたら『2人で1つ食べた』とか、『お釣りこれだけしかなくてごめんね』とか」

双子の姉
「2人で一緒に食べた方が残したりもしないから、もったいなくならない」
――それは親心としてはどうですか?

「そんな気にしないで買ってもらいたいのは山々なんですけど、普段からやっぱり私も『あーこれ高くなった』とか言うじゃないですか。気遣わせてるなとは思いますけど」
杉山さんは、いわゆる無党派層に当たる。2026年2月の衆議院選挙では、初めて自民党候補に投票したという。

杉山真由美さん(仮名)
「『高市さんに頑張ってもらいたいね』って言って(投票に)行ったんですけど、『この人ならきっとやってくれるだろう』と、力強さとか色々感じました、当時は。消費税(ゼロ)の件もそうだし、税金のこと考えてくれるんだろうな、ちょっと生活しやすくなるんだろうなと思ってましたね」
しかし、今国会では皇室典範の改正など、国民生活から遠いテーマばかりが議論されていたように感じるという。

杉山真由美さん(仮名)
「色々やってらっしゃいますけど『それを今やるんだ?』って思ってますし、期待してたのとだいぶ違う。『順番が違う』『なんで今そこなんだろう』って本当に思いますよね」














