「自分が頑張ってきた結果を出したい」公邸料理人への挑戦を決めた男性

 世界に230か所以上ある日本の在外公館。外交の重要な拠点ですが、その一端を担う料理人の不足が課題となっていました。

 そこで外務省は去年、最低報酬を従来の約1.5倍に引き上げるなど待遇を大幅に改善。これまで公邸料理人は、大使の個人的な人脈や紹介など限られたルートで選ばれてきましたが、公募によって幅広く人材を募ることにしました。

 滋賀県高島市に住む星田俊輔さん(42)。県内にある企業の保養所で働く料理人で、今回「公邸料理人」への挑戦を決めたひとりです。

 妻と子どもとの4人暮らし。家族と過ごす時間の中で、料理人としてこれから進むべき道を日々考えてきたといいます。

 (星田俊輔さん)「夢っていうかおぼろげに(心の)どこかにはあったんですけど、世界に出てみたかったっていうのがまず第一にあって。一料理人として自分が頑張ってきた結果みたいなのを出していきたいなと」

 今回公募が始まり、待遇も改善されたことをきっかけに挑戦を決めました。希望の赴任先は、尊敬する先輩が包丁を握るフィリピンです。