“食の外交官”とも呼ばれる公邸料理人。日本大使館など、公館の専属シェフで世界の要人を料理でもてなします。しかし、世界各地にある日本の在外公館の料理人の不足が課題となっていて、初めて人材を一般募集することになりました。
今回、そんな公邸料理人への挑戦を決めた男性に密着しました。
元・公邸料理人「日本を背負っていく重圧・責任感。すばらしい仕事」

大阪の北部、能勢町。ここに地元でとれた鹿肉や野草などを使った独創的な料理で評判の「能勢 日本料理 新」という店があります。
オーナーシェフの中井建さんは、元・公邸料理人です。2016年から4年間、ベルギーの欧州連合日本政府代表部の料理長として赴任していました。
(中井健さん)「日本というものを背負っていく重圧・責任感でふだん会食をお出しするその独特の雰囲気っていうのは、公邸料理人にしかないと思いますし、すばらしい仕事やと僕は思っています」
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厨房の責任者として、各国の要人を招いた会食などの食材選びから調理まで、一切を取り仕切ってきたといいます。
(中井健さん)「現地に行って一番苦労するのは仕入れなんですよ。日本と同じものがまずないです。そこをいかに現地のものを理解して取り入れるか。タイトなスケジュールを組まれているお客さまだと、『2時間以内に出せ』とか『1時間半以内にこれだけ出してくれ』っていう話になるんです。火入れのタイミング、ご飯を炊き上げるタイミング、お寿司を握るタイミング、めちゃくちゃ大事になってくる」














