“政治関係者から複数陳情” 前任者が赤木さんに引き継いだメッセージ
森友問題について追及を続けてきた立憲民主党の川内博史議員。
2025年に開示された文書の中に、国有地が森友学園に売却された直後に、前任者から赤木さんへあてられた引き継ぎ書がありました。

「担当者限定」と書かれた文書には前任者からのこんなメッセージが。
赤木俊夫さんへの引き継ぎ書
「本件は非常に特殊かつ複雑な事案であるため、本件に携わる皆様は、なぜこのような処理をおこなったのか、なぜこのような状況に陥ったのか、疑問をお持ちになると思います」

立憲民主党 川内博史 衆院議員
「なぜ陥ったのかとか、現場の皆さんのものすごい苦悩を感じますよね」
現場の職員は「学園への国有地売却を断るべき」との認識だったと、川内氏は言います。なぜそれができなかったのか。

引き継ぎ書には、政治関係者から複数陳情があったことが記され、最後には安倍総理夫人の名前も。夫人付きからの問い合わせ内容は、「貸付料が減額できる可能性について相談」と書かれていたのです。
ただ、膨大な量の文書が開示されても、改ざんの方向性を決定付けた佐川元理財局長のメールは残っていないと、財務省は説明しています。

















