終戦から29年。一人の男が帰ってきました。熱狂の中、祖国に降り立った「最後の日本兵」小野田寛郎さん。

ジャングルに潜んでいたのは、ある任務を課されていたから。本人が記した記録に、こうあります。

司令部「別班」。 

彼は、特殊任務を担う「別班」だったのです。最後の日本兵。帰還の裏側に、意外な真実がありました。