小池都知事誕生をウラで支えた「女性同士の絆」
そして、意を決し、東京都知事選に出ることに。

小池百合子氏(2016年)
「崖の下にパラシュートなしで飛び込む覚悟ではございます」
相談もなく出馬を表明した小池氏に自民党は激怒。東京都連は小池氏を応援したら除名処分とする通達まで出していたのです。
しかし、ひそかに応援していたのが野田氏。
自民党 野田聖子 衆院議員
「(小池氏が)相談に来てくれて、もう自民党にいても限界だと。私は崖を飛び降りるから、可能だったら手伝ってと」
小池氏を、陰で支えたのです。

小池氏は、自民党候補に100万票以上の大差をつけ、女性初の都知事に就任。その1か月後、野田氏への感謝を公に。
小池百合子氏(2016年)
「(野田氏から)励ましのメールから電話から。これは確実に処分の対象ではないかと」
自民党 野田聖子 衆院議員
「シスターフッド(女性同士の絆)ってあるんですよ。男のメディアの人は、女性と見ると喧嘩するって思っているんだけど、違いはあっても同じところってあるじゃない。私はそれを大事にしたかった」
首都・東京のトップとして連日メディアに発信を続ける小池氏。これが政治における女性の地位を高めたと野田氏は言います。

自民党 野田聖子 衆院議員
「小池さんがいることで、少なくとも東京の有権者は、男だと思っていた政治がトップが女性で当たり前というふうに」
膳場貴子キャスター
「波及していきますよね」

















