高市氏が総裁選へ 風向き変わり上川氏も総裁選へ
そして、2021年。高市氏が総裁選に初めて名乗りを上げました。
高市早苗氏(2021年)
「未来を拓く覚悟を持って、ここに自民党総裁選挙への立候補を表明いたします」

このとき、野田氏も初挑戦。複数の女性が出馬するのは初めてでした。
党内の風向きも徐々に変わり、2024年の総裁選に高市氏が再び出馬すると、今度は、上川陽子氏が声を上げました。

上川陽子 外務大臣(2024年)
「総裁選に立候補し、日本の総理として新たな日本を築いていきたい」
外務大臣としての能力の高さにはあの人も…

自民党 麻生太郎 副総裁(2024年)
「あんなことできた外務大臣、今までいません。俺たちから見ていても、“ほぉ、このおばさんやるね”と思いながら」
膳場貴子キャスター
「あなた女性だからというふうな、グサッときたり、辛いなと思われることは?」

自民党 上川陽子 衆院議員
「逆に奮闘します。奮起します。立ち向かっていくには、自分自身がしっかりと方針を持って、それを変えない、ぶれない」
9人が争った2024年の総裁選。川上氏が掲げたのは、女性のリーダーシップが発揮される社会の実現でした。
高市氏は2024年、女性として初の決選投票へ。石破氏に破れるも、ついに2025年、女性初の総理大臣となったのです。

















