安倍氏か石破氏か “支援”の選択が運命分ける

4年後の自民党総裁選。高市氏は安倍氏を支援しました。一方、小池氏は石破氏を支援。この選択が後の2人の運命を分けたのです。
安倍氏が石破氏を破り、第2次安倍政権が発足すると、高市氏が女性初の政調会長、野田氏が総務会長。女性2人が党の四役に入るのは初めてでした。

安倍総理は女性活躍を前面に打ち出し、ほかの要職にも積極的に起用します。しかし、総務会長時代、野田氏は安倍総理と衝突。
集団的自衛権の行使容認を巡る議論で…
自民党 野田聖子 衆院議員
「安倍さんと喧嘩しました」
膳場貴子キャスター
「あの時、安倍さんと喧嘩できたんですか?」

自民党 野田聖子 衆院議員
「だって同期だもん。“早く(安保法案を)出さなきゃ”という(安倍)総理の思いも受け止めつつ、党内のガチャガチャのままやってしまうと、後で取り返しがつかないことになってしまうから」
2014年、野田氏は総務会長を退任。高市氏はこのタイミングで女性初の総務大臣に任命されます。安倍総理の長期政権を支える存在に。
一方、総裁選で石破氏を支援した小池氏。自身の政策を進めようとする中で、驚くことがありました。

東京都 小池百合子 知事
「ダイバーシティ(多様性)について、どうあるべきか。みんなで話していたんですね。(男性議員が)ダイバーシティというのは『どこの駅が近いんですか』って。なかなか国会でやっていてもマイナーなアジェンダ(議題)ですし、これは無理だなと」

















