26年は何が人気?カギは「瞬間」
では、2026年の「ヒットのキーワード」は何なのか。

『日本経済新聞社』中村直文さん:
「加速する社会の中において“瞬間”というのがテーマであるなという印象。例えば出来たて料理。コンビニで出来立てほかほかを食べられるものが増えてくる。食事はささっと済ませて色々やりたいから完全栄養食とかも増えている。あとはAIの実装が進み、翻訳も買い物も“瞬間的”に完結するサービスが当たり前になる。情報が多くて決められなくても、自分に合ったものをサッと選んでくれて楽に購入できるとか」
“瞬間で印象に残る”、そんな意味でも2026年にヒットしそうなものが2つあるという。

▼中国発・ドクロをモチーフにしたミステリアスなキャラクター「SKULLPANDA(スカルパンダ)」
▼2027年国際園芸博覧会(横浜)のマスコットキャラクター「トゥンクトゥンク」
『日本経済新聞社』中村直文さん:
「スカルパンダはキモカワ。ちょっと不気味というか、なんか頭から離れない。イタリアンブレインロットもそうだけど、何か印象付ける感じ。トゥンクトゥンクはミャクミャクとも通じる少し不思議な感じで、若い人からはわりと支持を得ている」
また、26年は改めて「日本のコンテンツ」が話題になりそうとのこと。
『日本経済新聞社』中村直文さん:
「日本のJ-POP、アニメ系がやはり多い印象。昔は“異質”というと少し後ろ向きだったと思うが、今は『そこがいいんだ』みたいな。インバウンドもあって、それが逆に日本らしいと。なので最近、東宝なんかも海外に積極的展開していこうという感じになっている」
(BS-TBS『Bizスクエア』 2025年12月20日放送より)














