きのう夜、JR宇都宮線で架線が断線し、およそ17時間にわたって運転を見合わせたトラブルで、JR東日本は架線設備がおよそ4キロにわたって100か所以上損傷していたと明らかにしました。

JR宇都宮線はきのう午後11時15分ごろ、栃木県の野木駅と茨城県の古河駅の間で架線が1か所断線し停電が発生したため運転を見合わせました。宇都宮線の一部区間はおよそ17時間にわたって運転を見合わせ、きょう午後4時半ごろに全線で再開しました。

このトラブルについてJR東日本は、架線が断線した原因について調査中だとしていますが、断線した場所から電車が停止した場所までのおよそ4キロにわたって架線設備が100か所以上損傷していたと明らかにしました。

また、停車した電車についてもパンタグラフが脱落するなど、少なくとも14か所で損傷が見つかったということです。

JR東日本をめぐっては、先月16日と30日にも架線トラブルで山手線などが長時間運転を見合わせたほか、今月2日には八丁堀駅構内のエレベーター火災で京葉線が運転を見合わせるなどトラブルが相次いでいます。

JR東日本は「大規模な輸送障害が相次いで発生し大変なご心配、ご不安をおかけしている中、このような事象が発生したことを極めて重大に受け止めるとともに、お客様に対して、誠に申し訳なく思っております」「一刻も早い原因究明と再発防止に全力を挙げ、安全で安定した輸送を確保して、お客様からの信頼の回復に努めてまいります」とコメントしています。