▼「自分のときは相談先がなかった」毎朝一人一人に連絡

普段はタクシー運転手として働く守屋さん。休憩の時間を使って更生支援を行い、24時間当事者たちの声に耳を傾けています。さらに、同意した人は、GPSアプリで守屋さんに位置情報を共有。被害者の自宅に近づくなど不審な動きをした場合、警察に情報提供できる体制を整えています。
このほかにも毎朝一人一人に連絡をとっています。
<元ストーカーの男性との電話>
(守屋代表)「おはよう」
(元ストーカーの男性)「おはようございます」
(守屋代表)「今日起きているじゃん、ちゃんと。今日バイトじゃないな?」
(元ストーカーの男性)「違います」
(守屋代表)「いい顔してんじゃん。どうや?相手に対する気持ちはないんやな?」
(元ストーカーの男性)「はい。全然ないです」
(守屋代表)「自分のときは、『こういうふうにして欲しかった』『ああいうふうにして欲しかった』というのを思い描きながら今やっているんで。特に夜中に電話しておいでっていうのは、電話相談できるところは全然なかったです。本当にただ話を聞いて欲しいだけなのに、それを聞いてくれるところはなかった」














