網の目から見える風景を通して、郷土を見つめなおそうというアートプロジェクト ”そらあみ”が、長崎県五島市の奈留島で行われています。

五島市奈留島の海の「緑」や、島に咲く花の「赤」など、5つの色で漁網を染めて作られた”そらあみ”です。"アートプロジェクト そらあみ"は2019年から始まり、ことしは縦5m横30mの作品2枚が完成しました。

お披露目会の参加者
「すっごく楽しい。2回目なんですけど感動します何回来ても」

「色んな景色が、奈留がもっとよく見えます」

今回は五島列島各地で制作作業が行われ、およそ200人が参加してそらあみを作り上げました。

プロジェクト発起人 芸術家 五十嵐靖晃さん
「五島列島の繋がりを象徴するような"そらあみ"になったなと。」

"そらあみ"は今月21日まで、五島市奈留町の江上天主堂前と千畳敷の2ヶ所に設置されています。