「点取り屋」変則ショートシーズンで育成
チームは先月末で解散。安達亮監督の来季続投が発表され、来季に向けた契約更新、または契約満了の選手が連日続々と発表されています。気になる今後の補強についてはー
カターレ富山 左伴繁雄社長
「…見ての通り点が取れなかったんで、とりあえず”点取り屋”っていうのがワンピース足りないっていうのは間違いないですよね。そこは「補強の目玉」として考えていかなきゃいけないと思ってます。あとは、安達監督にとってみると、途中から来たから、あてがいぶちのコーチングスタッフだったんで。やっぱり”彼の色がちゃんと出るようなスタッフ陣”っていう、これも選手と違って、重要な補強なんですよね。そういうところを見てもらえればなと思いますね」「あとは富山県っていう県出身とかそういうことも。地方クラブってやっぱり”おらが地域の出身”っていうのは選手にしても、スタッフにしてもね、やっぱ大事なファクターなんでね、そこは意識しろっていうのは言ってます」
来シーズンはJリーグが「秋春制」へ移行するため、開幕は8月。それまでの移行期間は「100年構想リーグ」と題した昇降格のない特別大会が行われる変則的な1年です。
カターレ富山 左伴繁雄社長
「僕はねすごくね、…サイズの小さいクラブにはもってこいのシーズンだなと。昇降格ないっていうことは、「命かかってない」って言ったらJリーグに失礼だけど…主力もさることながら、”今後戦力になるであろう選手たちのグループ”ってあるんですよね。リーグ戦がいきなり始まっちゃうと、やっぱりスタートダッシュをしたい、勝ち点を積み上げておきたい、余裕を持ちたい。余裕持てなかったらまた試す機会が延びちゃって結局1年間、主力とかベテランでやらざるを得なかったっていうようなことになりますけど、ショートシーズンがあると、若手とか使いようによってはチャレンジさせられるんですよね。で、サイズの小さいクラブってお金の高い選手そんな雇えないですから。やっぱり大学出てきた子なんか、うちだってもう大学出てきてすぐ今スタメン入ってるやつ、毎年のように出してますけど、そういう子を、思い切って使えるっていうことでいくと、サイズの小さいクラブであんまり大きなお金を使って選手を補強できないクラブは、”若手を育てて主力にする”っていう意味では、ショートシーズンってすごい良い意味合いのシーズンで。いかにそこで、来てくれた人たちに、楽しんでいただくか。僕はもうサッカーの醍醐味だと思う。勝ったり負けたりすることだけじゃなくてサッカー自体の醍醐味・楽しさっていうのを伝えるようにすることが、昇降格のないシーズンのキラーコンテンツになると思うんで。この間…藤枝戦からのラスト3試合でやったようなサッカーをもっと詰めていくっていうことを、ああいうサッカーをやっていけばいいんじゃないかなと思います」















