大分市佐賀関の大火でも 浮き彫りになった空き家問題

11月18日に大分市佐賀関で発生した大規模火災でも、空き家の問題が浮き彫りになりました。

焼損した住宅など187棟のうち、およそ70棟が空き家で延焼を拡大させた要因の1つと考えられています。
自治体も対策を進めるが・・・

倒壊や火災の危険だけでなく、治安の悪化や害虫の発生など、様々なリスクをはらむ「空き家問題」。福岡県内にある空き家は2年前の国の調査でおよそ34万戸にのぼり、過去最多を記録しました。

それぞれの自治体が解体費用の補助など対策を進めていますが、増加するスピードに追いついていないのが現状です。

福岡県住宅計画課 小河善徳課長
「相続権を持たれている方があちこちに散らばっていらっしゃったり、場合によってはお亡くなりになられたりしていると、どんどん手続きが複雑になってきますので家の「終活」っていう言い方をしますけども親御さんがお元気なうちにそういったことを話し合うことがとても大事かなというふうに思います」

















