「連鎖するように燃えていた」――。大分市佐賀関で18日に発生した大規模火災では、住民が相次いで避難する中、激しい炎が住宅地をのみ込み、これまでに170棟以上が延焼しました。20日現在も消火活動が続いており、県と自衛隊が空からの消火支援を行っています。
住民「炎が連鎖のように…」

避難した住民は、当時の状況について次のように話しています。
「どんどん炎が迫ってきて、『逃げてください』と言われてここまで来ました。初めてのことで怖かったです」
「『近所で火事だ』と声を掛けて、貴重品を持って逃げるのが精いっぱいでした」
「連鎖するように燃えていきました。家に行ってみないと分からないけれど、何も残っていないだろう」「もう手の付けようがない状況でした」
「危ないから逃げてくださいと言われ、何も持ち出せませんでした」














