170棟以上が延焼中

火災は11月18日午後5時43分ごろに発生し、現在も消火活動が続いています。火は周辺の山林10か所や、1.4キロ離れた無人島にも燃え移り、焼失面積はおよそ4万8900平方メートルに及んでいます。

大分市によりますと、連絡が取れなくなっている男性(76)が住んでいた火元とみられる建物から1人の遺体が見つかっており、警察が身元の確認を進めています。

人的被害は、死者1人、安否不明1人、軽傷者1人(大分市の50代女性・気道熱傷の疑い)となっています。

ライフラインにも影響が出ており、佐賀関地区では約270戸が停電(20日午前7時時点)。幸ノ浦地区では2戸で断水が発生し、給水車の派遣や給水袋の配布が行われています。