「倍出しても早いほうが」市バス混雑緩和へ“観光特急バス”導入

オーバーツーリズム対策としてもう1つ、市が推し進めているのが「市バスの混雑緩和」です。去年6月には、清水寺や銀閣寺など観光地の最寄りの停留所のみに停車する「観光特急バス」を導入しました。
(「観光特急バス」利用客)
「すぐ行けるほうが便利かなって。(市バスは)いつも並んでいるので、長いと疲れる」
「観光で来ていると早いほうがいいから、倍出しても早いほうがいい」
土日祝日のみの運行で、運賃は500円と通常の市バスの約2倍ですが、1日平均2400人が利用していて、京都市交通局は「混雑緩和に一定程度寄与している」としています。
(京都市交通局・運輸課 萱島慎一郎担当課長)「(1日)2400人は普通バスから特急バスに乗っているので、市民の方は少しでも乗りやすくなったと思うが、まだまだのびしろはある」














