きのう夜、群馬県みなかみ町の関越自動車道で発生したトラックや乗用車など67台が絡む多重事故で、すでに死亡が確認された70代の女性に加え、新たに1人の遺体が見つかりました。

きのう午後7時半ごろ、みなかみ町の関越道・下り線で、雪でスリップしたとみられる中型トラックに大型トラックが衝突するなど、あわせて67台が絡む事故があり、このうち20台が燃えました。

この事故で、乗用車に乗っていた東京・調布市の無職・脇田美雪さん(77)の死亡が確認されたほか、26人がけがをして、うち5人が重傷を負いました。

きょう午前9時ごろには全焼した大型トラックの運転席から新たに1人の遺体が見つかりました。

事故に遭った人
「スリップしたので停止したんですけど、後ろからトラックに突っ込まれて、車が回転するような形になって」

報告
「巻き込まれた車がレッカー移動されていきます」

関越道は現在も群馬県の月夜野インターチェンジと新潟県の湯沢インターチェンジ間の上下線で通行止めが続いていて、解除の見通しは立っていません。