西東京市の住宅で母親と息子3人が死亡し、その後、都内の別のマンションで母親の交際相手とみられる男性が遺体で見つかった事件。司法解剖の結果、男性の傷が、マンションで見つかった牛刀のような刃物によるものとみて矛盾しないことがわかりました。

この事件は今月19日、西東京市の住宅で母親(36)と息子3人が死亡し、その後、今月22日、母親名義で借りていた練馬区のマンションの部屋で母親の交際相手とみられる中窪新太郎さん(27)が遺体で見つかったものです。

中窪さんは腹などを十数か所刺されたり、切られたりした状態で見つかり、部屋にあったソファには牛刀のような刃物が置かれていました。

司法解剖の結果、中窪さんの傷が部屋にあった刃物によるものとみて矛盾がないことが、捜査関係者への取材で新たにわかりました。

警視庁は血液の鑑定を行い、この刃物が凶器かどうかなど、さらに詳しく調べています。