『インバウンド多いので来るのやめようか』“日本人離れ”で悲鳴 嵐山・福田美術館

 こんな悲鳴をあげているところも…

 (福田美術館 竹本理子副館長)「嵐山だから混んでいるという決めつけも悲しい」

 渡月橋から歩いて約3分のところにある「福田美術館」。美しい自然とともに日本美術の名品を楽しめます。

 (竹本理子副館長)「併設のカフェは『渡月橋を一番きれいに見られるカフェ』。本当に静かでゆっくり楽しんでいただける」

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 美術品を見たあとは、併設されているカフェでゆっくりと渡月橋を眺められますが、館内はガラガラです。

 (竹本理子副館長)「開館以来のお客さまが『インバウンドも多いので、もう来るのやめようか』というのをSNSに…。嵐山と言っても、混んでいないので、特に当館はすいていますし落ち着いているので、嫌がらずに楽しんでいただきたい」

 確かに分散化は進んでいるようですが、“日本人離れ”が一部の店や施設に影響を与えていました。