今年9月の岩手県内の有効求人倍率は1.09倍で、3か月連続で前の月を下回りました。
岩手労働局によりますと、今年9月の県内の企業が求める人材の数=有効求人数は前の月から352人減って2万3492人で、仕事を求める人の数=有効求職者数は142人減って2万1611人でした。この結果、有効求人倍率は前の月を0.01ポイント下回る1.09倍でした。有効求人倍率が前の月を下回るのは3か月連続です。
岩手労働局は県内の雇用情勢について「求人が求職を上回って推移しているものの弱さがみられる」としています。
また、人手不足と言われる中で有効求人倍率が下がっている背景については「セルフレジや飲食店へのタブレット導入など省人化への投資が進んでいることや、物価高や最低賃金の上昇で事業主が求人をちゅうちょする状況が続いている」とみています。














