青森県三戸町では、11月1日から“特別なデザイン”の「年賀はがき」が販売されます。描かれているのは、町出身の作家・馬場のぼるさんが生み出した「11ぴきのねこ」。実は、2025年の販売が最後となります。

「11ぴきのねこ」と一緒に、あたたかなタッチで描かれているのは、「アオさん」という馬です。

2001年に発行された馬場のぼるさんの遺作「ぶどう畑のアオさん」の一コマで、年賀はがきに生まれ変わりました。

31日は、三戸郵便局やデザインを担当した「さかもと印刷所」など関係者が沼沢修二 町長を訪ね、完成を報告しました。

このなかで、好評を博してきた「11ぴきのねこ年賀はがき」は、今回の13回目をもって終了することが発表されました。

13年前に年賀はがきを企画 元三戸町郵便局長 橋本正俊さん
「(干支が)一巡したところでやめようと思ったが、来年は午年だと。馬場先生が最後に作ったアオさんで締めようと思った結果です。たくさんの方から利用いただいて喜んでいただいていることは本当に感慨深い。本当にありがとうございました」

「11ぴきのねこ年賀はがき」は、4種類1セットで660円。
三戸町内の道の駅や文房具店などのほか、八戸市と五戸町のよこまちストアで11月1日から限定1000セット販売されます。