赤ちゃんのご飯が終わったら…
赤ちゃんのご飯が終わったら…ママたちの時間。1食500円で食事を提供していて、食事中は助産師や保育スタッフが赤ちゃんをみていてくれるためママたちはゆっくり食事をとることができます。

助産師 西平美幸さん
「両手使えていますか?温かいうちに両手で食べて。家ではこんなして食べていない?抱えながら。ここでは両手で温かいものを食べてほしい」

参加した親
「危なくないように冷めたものとかちょっと遊んでくれていたらその隙に食べるんですけどなかなか一人でリラックスして食べることはないのですごくありがたいです」


「赤ちゃん食堂」の存在は、地域にとっても心強い存在になっています。

読谷村健康推進課 宜保健課長
「行政サービスに繋げるための拠点として地域資源においてとても大事だと思っているので、そういった施設が増えるということは行政にとっても我々のサービスを早く適切に提供できる環境を整える意味では連携は重要だと思っている」

子育てで孤立を抱える親たちに寄り添い居場所を提供する。こうした取り組みはSDGsの目標につながっています。西平さんは、これからも困ったときにいつでも助けを求められる存在でありたいと話します。

助産師 西平美幸さん
「ママたちが困っていたり楽しくない子育てしているとか泣いているのが嫌で。場所をつくったらママたちが笑ってくれるんだったらいいなというのがベースにあるので。赤ちゃん食堂きっかけなんだけどつながりができると連絡しやすいと思うので一回顔を合わせると。いつでも来ていいよと伝えている」

孤独や悩みを共有し前向きに育児に向き合うために。地域の頼れる”居場所”として西平さんの活動は続いていきます。

赤ちゃん食堂は月に1回、毎月第二水曜に開かれていて、県内在住の親子であれば誰でも参加することができます。来月の予約はすでに埋まっています。12月以降の予約など詳しくはてのひら助産院のインスタグラムをご確認ください。