長かった夏が終わり、いきなりやってきた秋。百貨店では秋物商戦に大きな変化が。
記者 安松裕一
「気温の低下で冬物の衣料品の動きも活発になってきました」
ジャケットとコートを合わせたアウター「ジャコット」に、キャメル色のポンチョ型コート。
鳥取市の丸由百貨店の婦人服売り場では今月に入りほとんどの店舗で冬物がラインナップされました。
先週の3連休あたりから買い求める客が増えているということです。
丸由百貨店 高嶋優さん
「気温も下がってきまして、冬物が今年は例年よりも早く動き出しています」
季節はまだ秋…秋物が動き出したかと思いきや売れ始めたのは冬物。
アパレル業界では、気候変動の影響で秋も着られる夏素材アイテム「晩夏商品」の展開を多くする一方、秋物の生産は少なくなっているとのこと。
丸由百貨店 高嶋優さん
「夏物から従来の秋物を飛ばして冬物をお求めになる方が増えています」
百貨店としては、12月以降のセール前にどれだけ売り上げるかが勝負。
そのため気温が低くなることは…
丸由百貨店 高嶋優さん
「もう本当に大歓迎です。アパレル商品の中で一番単価が高いのが冬物の商品なので、ここでいかに数字を残していくかというのはポイントになってきます」














