自由な発想で思い思いの形を発信できる自主制作の小冊子、「ZINE(ジン)」をご存じでしょうか。9月に仙台でも即売会が開催されるなど、若者を中心に人気が高まりつつあるZINEの魅力に迫りました。
9月、仙台市青葉区で開催された「ZINE(ジン)フェス仙台」。

出展者:
「思ったこととか、作りたいと思ったことをぎゅうぎゅう詰めにした」

会場では、200組のクリエイターがブースを連ね、自身が手がけた「ZINE」と呼ばれる自主制作の小冊子を販売しました。

出展者:
「(気仙沼への帰省の度に)友達の写真とか撮っていたものを、外の人にも空気間を知ってほしいなという思いで、撮りためたものをみんなに許可を取って集めて、超個人的なアルバムの写真集というような感じで作っていた」

「今一番押し出しているのは、実家が空き巣に入られた被害をまとめた本。被害にあってムカついて、両親の婚約指輪とか思い出の品も盗られたので、犯人への嫌がらせというか、怒りを文章にしようと」

ZINEは、雑誌を意味する「MAGAZINE(マガジン)」が由来といわれ、デザインや写真、文章での表現などジャンルを問わず、「形にしたい」と思ったものを思い思いに冊子にできることが特徴です。
内容や製本の方法などに決まった形はありません。















