女子実業団日本一を決める来月の「クイーンズ駅伝」への出場権を掛けた予選会、「プリンセス駅伝」がきのう19日福岡で行われ、鹿児島から2チームが出場。
そのほかのチームでも、県関係の選手たちが活躍しました。
「プリンセス駅伝」は6区間、42.195kmで競われ、31チーム中、上位16チームに、実業団日本一を決める「クイーンズ駅伝」の出場権が与えられます。
鹿児島からは3年連続のクイーンズ駅伝出場を目指す京セラと、5年ぶりの出場を目指す鹿児島銀行がレースに臨みました。
第1中継所。先頭は日立。
中盤まで先頭集団に食らいついた京セラは、1区11位。鹿児島銀行は29位でたすきをつなぎます。
2区を走った天満屋の平島は鳳凰高校出身。3位から先頭に立ちます。その後三井住友海上にかわされますが、2位でたすきわたし。
京セラも、鹿児島女子高校出身の小園が順位を上げて3区に繋ぎます。
4区、先頭を争う三井住友海上は、神村学園出身のカマウ。4秒差の2位でタスキを貰うと、先頭に追いつきます。
終盤のデッドヒートを制し、逆転して先頭に立ちます。
一方、京セラは、区間記録保持者のアグネスムカリが区間2位の走りで5位に浮上。
レースは、カマウ以降先頭を譲らなかった三井住友海上が初優勝しました。
京セラは、最終区の池田が区間2位の好走で、1人を抜いて4位でフィニッシュ。3年連続33回目となる、クイーンズ駅伝の出場権を獲得しました。
一方、高卒ルーキー3人を投入し、若い力で戦った鹿児島銀行でしたが、29位に終わりました。
クイーンズ駅伝は、来月23日に行われます。