「自民党の不祥事で受けるダメージ大きい」
Q. 公明党の比例票は20年で激減。どう取り戻していく?

公明党 斉藤鉄夫 代表:
「公明党らしさを前面に出す」ということだと思います。
「クリーンな政治」というのは公明党の一丁目一番地ですが、これまで自公政権の中で、自民党の不祥事があったら、そのダメージは自民党そのものよりも、一緒にやっている公明党の方が特にダメージが大きいということで、比例票が減るということがありました。
これからは、清潔な党、人権の党、平和の党、地域の党という公明党らしさをしっかり出し、中道改革の中心軸になっていく。
中道というのは「真ん中」という意味だけではなく、「人間中心」という意味です。
人間という存在を中心にして、イデオロギーではなく人間を優先して考えていく。そういう中道主義、改革主義を前面に立てて、それに賛同してくれる他の党の方と協力しながらその道を開いていく。そういうことに国民の皆様のご支持を得て、減った票をまた取り戻していきたいと思います。
Q. 連立離脱は反転攻勢の第一歩?

公明党 斉藤鉄夫 代表:
まさにその通りでございます。公明党らしさ、公明党が本来主張することをもっと前面に主張して、これまでは与党の一角ということで、与党との政策協議、与党の全体の中の整合性の中でしか政策提案ができなかったわけですが、これからは公明党独自の政策提案もどんどんしていきたいと思ってます。
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公明・斉藤鉄夫代表から連立離脱を伝えられた自民・高市早苗総裁の会見は、
【全文公開】「一方的に連立離脱を伝えられた」自民・高市早苗総裁が会見“公明連立離脱”会見冒頭
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