11日(土)からの3連休は、台風23号の影響で太平洋側では風雨が強まり、あいにくの天気となりそうです。
また、伊豆諸島には再び台風が直撃するおそれがあります。前回の被害が残る中での台風再襲来。さらなる被害の拡大が心配されます。
台風22号が直撃した伊豆諸島

4日(土)にフィリピンの東海上で発生した台風22号は、9日(木)の明け方~朝にかけて「非常に強い勢力」で伊豆諸島に接近しました。10日(金)正午時点では日本のはるか東海上へ離れていて、11日(土)には温帯低気圧に変わる見込みです。
この台風22号の直撃で、伊豆諸島は記録的な暴風と大雨に見舞われました。
暴風の特別警報が発表された八丈島では、最大瞬間風速54.7メートルを記録しました。時速にすると約200キロに達する猛烈な風です。
また、線状降水帯の発生により、八丈島では9日10時30分までの24時間降水量が356.5ミリとなるなど、観測史上1位の大雨となりました。
10日(金)〜13日(月祝)《雨と風のシミュレーション時系列》を画像で掲載しています。