経済政策で共通点 国民民主党との連立は?
山形キャスター:
また、連立を巡って気になるのは、国民民主党との連携の可能性です。

国民民主党とは、経済政策の「年収の壁の引き上げ」「ガソリン税の暫定税率の廃止」という共通点があります。
今後、公明党との連立が続き、国民民主党と連携することになると衆議院の過半数を超えますが、公明党との連立がなくなると、過半数割れしてしまうという状況です。
公明党の動き次第で連携先は変わっていくのでしょうか?
岩田夏弥 政治部長:
国民民主党は「政策を実現することが大事だ」ということを強調して、自民党との話し合いをしています。
自民党と公明党があった上で、与党のところに国民民主党が乗れば過半数を超えて政策が実現できますが、公明党がもし連立を離れるとなれば、自民党と国民民主党だけでは過半数に届かず、政策の実現が危うくなります。
ですから、公明党と自民党がどうなるのかというところに野党側もすごく注目していて、そこがはっきりしないことには、次に進まないというような状況になっています。
井上キャスター:
国民民主党としても、公明党と自民党が連立を組んでいてもらった方が話が進みやすいというのが本音なのでしょうか。
岩田夏弥 政治部長:
そこが組んでいれば、ある種自分たちがキャスティングボートを握って色々な政策を実現するという形に持っていきやすいわけですが、自公の連立が揺らいでしまうと話がしにくくなってしまいますよね。