都市に大雨が降ると

熊本市を想定した模型は、熊本城をはじめ、木造住宅、マンション、地下駐車場などがあり、左側がわずかに低くなっていて、低地を表現しています。

この模型に、大雨を降らせると、水が浸透しにくいコンクリートに見立てたアクリル板の上を、水が勢いをつけ低い方に流れていき、木造住宅周辺には水が溜まり始めました。

都市型水害の特徴①
アスファルトに覆われていることによる浸透性の低下

張教授「アスファルトやコンクリートは雨が降ると浸透できないので、重力の作用で高いところから低いところに雨水が流れていく。アスファルトもコンクリートもツルツルしているため流れはすごく速くなる」