37歳の生産者が「玉露の部」日本一に
20歳から茶づくりに携わっている徳永さんは、昔ながらの手法にこだわり、大切に茶畑を守ってきました。
2025年も無事に摘み取りを終え、翌年の準備にとりかかっていた8月、徳永さんにとって、この上ない知らせが届きました。

霊厳寺共同製茶 徳永慎太郎さん
「全国茶品評会の玉露の部で1位になりまして、農林水産大臣賞を受賞しました。夢のようでしたね。出品して今年で10回目なんですけど、ずっと狙ってきて狙ってきてやっととれたなと、本当うれしかったです」
全国から厳選されたお茶の品評会で、香りや味など審査項目すべてで満点を獲得。
京都や鹿児島など6府県から94点が出品された「玉露の部」で日本一となる農林水産大臣賞に初めて選ばれました。
今年79回目を迎えた品評会で、30代での受賞は、史上2人目となる快挙です。