9月15日は「敬老の日」。国民の祝日に制定された昭和41年、当時の男性の平均寿命は68.35歳。59年経ち、100歳以上の高齢者は10万人近くになっています。

長寿の秘訣は…?「起きて、晩に一杯やる」

機敏な動きで球を打ち返すのは隈田原イウさん(94)。鹿児島市で開かれた卓球大会で、最年長の参加者として、その腕を振るっていました。

隈田原イウさん(94)
「楽しいですね。楽しいしかないですね」

ーー何歳まで続けようと思っていますか?
「100歳まで。あっはっは」

今、全国には年を重ねても元気な人がたくさん!

大正14年(1925年)5月うまれ、100歳を迎えた愛媛県の高橋由さんは、お酒を嗜むのが日課だそうで…

高橋由さん(100)
「起きて、晩に一杯やる」

愛知県知事
「え、今も?何を飲まれるの?」

由さん
「お酒!」

愛知県知事
「日本酒?」

由さん
「日本酒。日本酒もビールもやります」

愛知県知事
「ビールもやるの?すごいな~」

由さん
「長生きの秘訣は何もない。恋をしないだけ」

9月15日は、敬老の日。厚生労働省は全国の100歳以上の高齢者が9万9763人だったと発表しました。(今月1日時点)

前の年から4644人増え、55年連続、過去最多を更新しました。

国内の最高齢は奈良県に住む賀川滋子さん114歳で、男性は静岡県の水野清隆さん、111歳。