コロナや百日咳も流行…関連は?

 今年はインフルエンザの以外にも「百日咳」が流行していて、国立健康危機管理研究機構によると累計の患者数が7万人を超えました(2019年の4倍)さらにコロナの報告数も増加しています。

―――複数の病気が流行していますが関連性はあるのでしょうか?

 「なかなか難しいところですが、百日咳の猛威が今年は異常。特徴としては止まらない咳。ほかにもコロナは高熱になるなどそれぞれ特徴があります。受診の目安としては『早め』です。百日咳は早めに診断しないと、抗生剤が効かなくなってしまう」

ーーーワクチンの同時接種はどうでしょうか?

 「一般的にはインフルエンザとコロナのワクチンを同時に接種することが多い。特に百日咳は乳幼児がかかると重症化することがあります。妊婦の人が百日咳のワクチンを打っておくと子どもに抗体ができますので、乳幼児の親や妊婦の人は積極的に百日咳ワクチンを打った方がいいと思います」
 
 インフルエンザの流行を過度に警戒する必要はありませんが、手洗い・うがい・睡眠など基本的な対策を行って健康に過ごしてください。