青森県関係の自民党の国会議員 “新たなトップ”に求めるものは?

石破総理誕生につながる2024年9月末の総裁選から1年。
自民党は再び“新たなトップ”を選ぶことになります。青森県関係の自民党の国会議員は、党の信頼回復のために重要な一票を投じることになります。

石破政権発足後の衆院選と参院選で敗れ、少数与党となった自民党は、再び新たな総裁を選ぶことになりました。県連会長で、前回の総裁選決選投票で石破総理に投票した津島淳 衆院議員は、党の信頼回復に向けて力を注ぐと口にしました。

自民党県連 津島淳 会長
「よくぞ決断してくれたという、そういう思いでした。国民に広く関心を持ってもらえる、そういう総裁選にしなければいけないという認識です。私は期待する側ではなくて、期待してもらえる総裁選にする当事者の1人でもあります。解党的出直し、つまり改革をしていかないと、もうこれで最後、ラストチャンスだという、そういう思いでいかないといけない」

神田潤一 衆院議員は、前回決戦投票で石破総理に投票し、法務大臣政務官として石破内閣を支えました。そうしたなかで総裁選前倒しを求める動きを見せていました。

自民党 神田潤一 衆院議員
「もう少し早くご決断いただく、そういう道もあったのではないかとも感じています。党内の分断が少し広がってしまった部分があります。少数与党という中で、野党との協議も丁寧に進めていかなければならない状況は変わらない。排除とか拒絶の論理ではなく、丁寧に意見を集約して、そして1つにまとめていくということができる方(が必要)」

江渡聡徳 衆院議員は、前回総裁選の決戦投票の投票先を明らかにしていません。そのうえで、新総裁は外交力がある人になってほしいという考えを示しました。

自民党 江渡聡徳 衆院議員
「タイミングは遅かったという思いはあります。もし選ぶのであれば、しっかりとアメリカ・海外の国に対して、ものを言える総理でなければいけない」

また、自民党と連立を組む公明党県本部の夏坂修 代表は、野党と対峙できる新総裁の選出をのぞむ考えを示しました。

公明党青森県本部 夏坂修 代表
「(衆参ともに)少数与党で、野党との向き合い方も課題がありますので、対峙できる強いリーダーシップを持つ党の総裁を決めていただきたい」