東北各地のこけしを一堂に集めた展示会が山形市で開かれています。
見て楽しむだけではなく、体験も楽しめるようです。
佐藤友美アナウンサー「ずらりとこけしが並んでいます。そしてご覧ください。山形県にこんなにこけしの産地があるのを知っていましたか?今日は皆さんを知られざるこけしの世界へ誘います」

江戸時代から愛される「伝統こけし」に、作家の独創性が光る「創作こけし」


山形市の紅の蔵では、毎年この時期に「みちのくこけし展」が開かれ、東北6県の工人が手掛けたこけしおよそ150点が展示・販売されています。
会場には、内閣総理大臣賞を受賞した県内の工人による作品や、青森のねぶたがあしらわれたこけしなど東北各地のこけしが数多く展示されています。


山形では、「山形系」「蔵王高湯(ざおうたかゆ)系」「肘折系」の3つの系統があり、それぞれ表情も胴体の模様も違います。

中でも肘折系の特徴は。
紅の蔵 山田愛美マネージャー「まずはユニークなお顔だち。かさね菊といわれる模様を描くことが多いです。頭の中に小豆が入っている音がするんです。子どものおもちゃとして音が鳴るおもちゃとして(小豆が)入っています」

会場には、家族連れが訪れ、可愛らしくもユニークなこけしの表情を楽しんでいました。

訪れた人「すごくいろんな種類があって凄いなと思いました。凄い猫ちゃんとか可愛いからいいなと思いました。目とかが可愛くて」

訪れた人「だるまのやつが面白かったです」
