医師にとっても「普段診る病気ではない」

県医師会は、随時、各医師会を通じて医療機関へ県内の患者発生状況を通知するとともに、注意喚起を行っている。

稲光毅医師
「医師にとっても、はしかは普段診る病気ではありません。ですから、『今はその可能性がありますよ』という意識づけの意味でも注意喚起を行っています。はしかのこわさは、特に乳幼児が感染すると、肺炎や脳炎になって死亡することもある。福岡県の場合は、40代の患者と同じ建物にいた0歳児が発症しています。すでに二次感染が起きていますし今後の広がりが心配です。今この時期は、『早めに気づく体制』が重要です。」