世界的な“異次元の暑さ”で物価上昇
猛暑が物価の高騰に結びつくのか。第一生命経済研究所・柏村祐主席研究員は、今年の猛暑は去年、2年前に比べて“異次元の暑さ”となっていて、この暑さによってさまざまな農作物の生産の出来に反映することが懸念されているため価格の高騰が見込まれていると指摘しています。
実際に猛暑が価格にどの影響しているのか見てみると、▽トマト19%、▽ニンジン17%、▽タマネギ6%、8月4日の週と比べて上昇しています。
また、JA全農の卵の価格はMサイズも46%アップ。ほかにも干ばつの影響でブラジル産のコーヒーが55%、熱波の影響でアフリカ産のカカオに関しては280%も上昇しています。















