「天気の補償性」とは?
ある天候が長く続くと、その反対の現象が起こりやすくなる「天気の補償性」という言葉があります。
例えば、日照りが続き、雨が降らない期間が長く続くと、その後に少雨を補うように大雨が降りやすくなります。
まさに、天気の埋め合わせですね。
そうなると、きょう13日から続く猛暑の後にもまた、いきなり災害をもたらす大雨が来るのではないかと、嫌な予感がしてなりません。
「天気の補償性」とは、気候を平準化するためのものですが、今年の夏は、あまりにも「極端な暑さ」が「極端に長く」続くため、そのあとに起こる大雨も、非常に極端になるおそれがあるのです。
RKB気象予報士 龍山康朗