「団結力がどんどん上がって素晴らしい戦いぶりをみせてくれた」

 17人の選手やスタッフが各チームに分かれてU18の部と女子の部で技術指導に当たったコベルコ神戸スティーラーズ。U18九州ブロックを担当した宮内慶大選手が「最初に見たときに比べると、(選手同士の)団結力が
、どんどん上がって素晴らしい戦いぶりをみせてくれた。FW・BKが一体となったアタックとディフェンスを体現してくれた決勝リーグだった」と締めくくったU18の部。今年も「九州はひとつ」の言葉と共に、試合を重ねるごとに成長した姿をみせた九州ブロックの優勝で幕を閉じました。

 そのほかの部、世代トップの選手が集合したU17の部は、東海大大阪仰星、大阪桐蔭、報徳学園、京都工学院、天理、御所実といった強豪校の選手が集結した近畿ブロックが、個々のフィジカル、スピードの違いを見せつけて、関東ブロックと九州ブロックに完勝し、大会3連覇を果たしました。

 今年、イングランドで行われる女子ワールドカップにも数多くの選手を輩出している15回目を迎える女子の部では、ともに東海ブロックに勝利した九州ブロックと関東ブロックが激突。関東との息詰まる攻防を3対0で制した九州が、見事に大会4連覇を達成しています。

【KOBELCO CUP2025決勝リーグ カップの部結果】

◆U18
関東 10―7  北信越
九州 22―19 関東
九州 26―0  北信越
(九州ブロックが優勝)

◆U17
近畿 17―3  関東
九州 28―12 関東
近畿 33―0  九州
(近畿ブロックが優勝)

◆女子
関東 10―0 東海
九州 17―0 東海
九州  3―0 関東 
(九州ブロックが優勝)