小さな川は氾濫しやすい
川幅が広く、川の傾きがなだらかな大きな川は、水位上昇速度は比較的ゆっくりで、早くても1時間に1~2m程度です。一方、中小河川は川幅が狭く、川の傾きが急です。そのため、小さな川は流せる水の量が少ないので水位の上昇が早く、1時間に10mを超えることもあります(河川の減災マニュアルより)。そのため、小さな川の方が溢れやすいのです。
都賀川は事故当時、10分間に1.3mも水位が上昇しました。成人男性でも水深が80cm程度で歩行が困難になりますので、1.3mは子どもだと流されてしまうのです。















