はじめまして。気象予報士の松田貢児です。福岡出身の九州男児で、この春、長崎から大阪へとやってきました。只今、関西の情報を全力で収集中です。
さて、今年、西日本では記録的に早い梅雨明けとなり、異例の猛暑が続いています。こんな時、涼しい川の近くで過ごしたいものですが、油断していると思わぬ水難事故にあうおそれがあります。夏休み真っただ中、きょうは川の急な増水についてお伝えします。
海より多い子どもの「川の事故」
警察庁発表の「令和6年における水難の概況等」によりますと、中学生以下の子どもの水難の死者・行方不明者は28人にのぼります。場所別では、「川」が64.3%と最も多く、次いで「海」が17.9%と、「川」は「海」の3.5倍以上です。海のほうが危険なイメージがありますが、川での水難事故のほうが圧倒的に多く、普段はおだやかな川も状況によっては、危険な川になります。














