さらに、打撃力アップを支えているのが、この春から導入した「TMPCバット」。

ボールを正面から反対方向に打つことで、下半身主導のスイングが身に付き、強いインパクト・飛距離アップにつながる効果があるとされます。


4番 名川綾祐選手:「しならせながら当てていくと、長いバットを使った時も、面でとらえやすくなり、その分強い打球。バッティングが良くなりました」

さらに、練習で聞こえてきたのは「イチかバチか」の声掛け。

試合を想定してバッティングピッチャーは、近い距離から速球と変化球をランダムに投げ込みます。

空振りしても狙い球を強く振りぬく意識を全員が徹底していました。

強力なバッテリーと、レベルアップを果たした野手陣で夏の大会に挑む長野商業。
「変革への挑戦」をテーマに42年ぶりの夏の甲子園出場を目指します。


野口倫太郎主将:「色んな方々の支えとか、そのおかげで自分たちはここまで野球ができていると思う。そういう方々に甲子園で勝って恩返しさせてもらいたいです」

今大会第1シードの長野商業は、初戦、松本県ヶ丘に勝って、あさっての3回戦、去年秋の県大会で優勝した松本第一と対戦します。