自公、過半数割れの可能性も…民意はどこへ
消費税の廃止を目指し、まずは5%に引き下げると訴える共産党は…

日本共産党 田村智子委員長
「今年度の予算も軍事費だけが9.5%もの異常な伸び。社会保障の予算も、中小企業対策予算も物価高騰に追いつかない」
社民党も防衛費の増大を問題視。

社民党 福島みずほ党首
「防衛予算だけうなぎのぼり」「ミサイルよりコメを、ミサイルより暮らしを」
れいわ新選組は消費税の即時廃止を訴えます。

れいわ新選組 山本太郎代表
「あなたの知っている政治家は、あなたの痛みに寄り添える人ですか?消費税を廃止すれば、あなたの使えるお金は平均的な世帯で1年間30万円です」
参政党と日本保守党も消費税の廃止などを掲げ、こう主張します。

参政党 神谷宗弊代表
「参政党の今回のキャッチコピーは、日本人ファーストです。安い労働力だといってどんどん野放図に外国の方を入れていったら、結局日本人の賃金は上がらない」

日本保守党 百田尚樹代表
「日本人は昔も今も世界で最も勤勉な民族ですよ。この30年間ほとんど平均給与が上がってないというのは、これは政治の無策以外の何物でもありません」
少数与党の自公政権は、今回の選挙結果次第では政権を失う可能性も。参院選は、まれにみる“政権選択選挙”となっています。