「私にとって一番憎い敵があります。それはドラッグ、薬物です。」

そう話すのは、『夜回り先生』として知られる、元高校教諭の水谷修さん。
35年間という長きにわたり夜の街を歩き続け、多くの少年少女と向き合ってきました。

そんな水谷さんが「薬物問題」に取り組む原点となったのは、一人の少年の”死”。
島根県益田市にある益田東中学校で行われた講演会で、水谷さんは、少年「マサフミ」の生涯について語りました。