「債券」って何?どういう仕組み?
【債券】とは、国や自治体、企業やファンドが発行するもので、投資家側が債券を買うということは「発行元にお金を貸す」ようなイメージ。

▼利息⇒発行元から定期的に受け取れる
▼期限⇒満期になったら元本が返ってくる
井出さん:
「ただし、元本は100%必ずもらえるわけではなく、債券を発行している主体が最悪倒産して紙くずになる可能性もゼロではない。利息や元本は決まった日に払うことになっているが、支払いが遅れたり一部減額されたりも起こりうる。そういう状態をデフォルトと言って、その可能性・確率を表しているのが信用格付け」
つまり、格付けが高いほど元利金(元本と利息の合計)が期限通り支払われる可能性が高い。その代わり利息もちょっと低いローリスクローリターン。格付けが低いほどリスクは高いが、利回りも高いというものだ。